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2022-08-10 JCMセミナー「よいコンクリートの構築と延命化技術」を開催しました

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 令和4年7月21日(木)JCMセミナー「よいコンクリートの構築と延命化技術」が、(一社)秋田中央建設業協会3階大会議室で開催されました。セミナー開催時間は13:00~17:00の4時間でした。
 
 講師は近未来コンクリート研究会代表の十河茂幸(そごう しげゆき)氏をお招きしました。十河氏は(一社)コンクリートメンテナンス協会顧問であり、元広島工業大学工学部教授。工学博士、技術士(建設部門)、特別上級技術者資格(メンテナンス)、(鋼・コンクリート)コンクリート診断士、一級土木施工管理技士等の様々な資格を保有する専門家です。近年はこれまでには連携のなかった各団体の橋渡し役として奔走していらっしゃるとのことで、今後の建設業界の発展のために尽力されている方です。JCMセミナーでも日本全国を周り、ご自身の持つ技術や知識の伝達にも注力されておられます。

 当セミナーの受講資格は秋田県土木施工管理技士会会員に限定し、受講者は20名でした。
セミナーは3部に分かれており、第1部が「良いコンクリート構造物を造る施工技術」、第2部が「ひび割れなどの不具合の抑制技術」、第3部が「維持管理のための点検・診断・延命化技術」という構成でした。

 受講者からは、説明がわかりやすく参考になったとの声が多く見受けられました。ひび割れ発生のメカニズム、予防策や対策、種類・発生原因、打設方法について改めて興味を持たれた方や勉強になったという声や、これまで習得した知識の確認ができたなど、有意義なセミナー内容となりました。Web開催を要望する意見もあり、今後の企画の参考とさせていただきたいと考えております。
 
 当日は、秋田県内の新型コロナウイルス感染症の新規陽性者が800名台が連日続く中での開催で、受講者の皆様には受付時の手指消毒や検温、換気の際にご協力をいただき、スムーズな講習会運営ができました。

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