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秋田中央建設業協会は、秋田地域(秋田市・男鹿市・潟上市・南秋田郡)の建設業で構成している団体です。

TEL. 018-862-7778

〒010-0951 秋田市山王4-3-7

平成28年度 主要活動KATSUDO

[平成29年2月21日]秋田中央地区建設技術推進協議会『技術研修会』

2月21日(火)13時30分から当協会大会議室において、秋田中央地区建設技術推進協議会(秋田地域振興局建設部・秋田大学工学資源学部・当協会)主催の『技術研修会』を開催しました。参加者は96名(当協会からは52名)でした。はじめに田口郁夫会長(秋田地域振興局建設部長)から開会にあたって、この会が16年目となり貴重な機会であることの挨拶があり、その後次の講演が行われました。
①インフラの長寿命化とレジリエンス
 秋田大学名誉教授 川上 洵(まこと) 氏
最近想定外の自然災害が多発し、国土の脆弱性が明らかとなり、防災・減災・縮災力の向上が課題であること。イギリス等の築100年超で現役供用されている橋梁等から考察し長寿命化のポイントは適切な維持管理と復旧時間の短縮が重要であり、新技術の開発が望まれるとの内容について、写真や動画により丁寧に講演いただきました。
②コンクリート構造物の補修の実際と効果検証
 (一社)コンクリートメンテナンス協会
 極東興和株式会社営業本部補修技術課 江良和徳 氏
コンクリート構造物の劣化、アルカリシリカ反応(ASR)の県内の実例の紹介とアルカリシリカゲル生成される劣化メカニズムの解説、亜硝酸リチウムによる補修技術の紹介がありました。
③橋梁の維持管理に関する最新技術動向
 保全技術株式会社 取締役営業部長 小俣富士夫 氏
全国の橋梁(2m超)約70万橋のうち築後50年を超える割合は20年後には67%になる。計画的予防保全が必要だが、財政力・技術職員が不足して進まない状況がある。また、橋梁の損傷例を鋼材の腐食などの写真で紹介。そしてIoTを利用した最新の点検・調査方法としてセンサーによる監視システム、3Dスキャナーによる点検等の事例の紹介がありました。
以上講演は活発な質疑応答もあり予定より延びて17時15分で終了しました。参加者の皆様お疲れ様でした。【 相澤 】

[平成29年1月31日]『現場代理人と監督職員との意見交換会』を開催

秋田地域振興局と秋田中央建設業協会・秋田中央建設青年協議会の主催による「現場代理人と監督職員との意見交換会」が平成29年1月31日(火)14時から市町村会館5階大会議室において開催されました。
平成23年度から行われているこの意見交換会も今回で6回目となり、例年以上に多数の参加者が集いました。内訳として、発注者側からは県が66名、秋田市を始め市町等11名の計77名と、受注者側からは当協会会員を主体に129名の参加がありました。また工事を検査する立場として、県出納局検査課からも参加いただき、全体で210名となりました。
開会にあたり、田口郁夫秋田地域振興局建設部長と加藤憲成秋田中央建設業協会会長からそれぞれ挨拶があり、この意見交換会で議論されてから発注者受注者の意思疎通の部分を初めとして大きく変わってきていること、お互いに理解を深める場として貴重な機会であること等が述べられました。
続いて、検査課渡部英範検査主幹より「秋田県の工事検査について」の内容で工事検査を行う根拠や実地検査の事例として出来栄えが劣る例などの内容について紹介があり、最後に今年度から検査黒板不使用で検査を実施していることの説明がありました。
次にいずれも今年度の秋田県優良工事表彰に選定された2例の工事事例発表があり、
①「五城目町中津又道路舗装工事」について秋田瀝青建設株式会社 中田孝輔氏から、複数の工事が同時施工されるため安全連絡協議会の立ち上げや舗装コンクリート品質管理の工夫点等について説明があり最後に各種現場見学会を積極的に受け入れたことの紹介がありました。
②「秋田市外旭川穴堰地区水路トンネル」について株式会社岡精組 小林裕也氏から、隣接する住宅地への影響を考慮した鋼矢板打込機の機種変更等の工夫点についてや近隣小・中学校と住民への工事広報の配布等の発表がありました。いずれも各種条件に十分配慮をしながら施工しており、苦心した点や内容が感じられ大変優れた現場となっておりました。
10分の休憩後、「小規模工事や施工量の少ない工種における積算と実態について」では、秋田建設部企画調査課佐藤宏主査から、秋田中央建設青年協議会と前年度から検討しているこのことの目的・経緯等と今年度の調査内容について説明があり、舗装工に特化し全36件の工事例について検証した結果、全体の傾向として施工面積1000?以下になると金額差の拡大が顕著になり、個別には特に障害物や特殊形状の場合や施工面積が少ない場合標準作業量から大きく乖離が見られる。今後は積算基準書の改定へ向け国土交通省が行う「歩掛調査」の候補選定に積極的に関与し小規模、交通制約等の厳しい現場条件の工事を対象とし検討することが報告されました。
自由討議に入り受注者側からの要望事項として、アスファルト単価の夜間割増し等多種・多様な要望が13件出され、受注者側の建設部等からそれぞれに回答を出してもらい、また発注者からの要望事項も設計図書の照査について等5件が出され受注者からも積極的な意見がありました。最後に本日の会議で出た課題の検討結果は後日協会等を通じて伝えていくとの回答があり、大変有意義な討議のまま、予定時間17時を超えて終会となりました。
この後、ルポールみずほに会場を変えて「技術交流会」が開かれ、約100名の参加者が和気あいあいに歓談し、日中の会議で不足した意見や情報を盛んに交わし、盛会のうちにお開きとなりました。【 相澤 】

[平成29年1月23~25日]『職長・安全衛生責任者教育講習会』を開催

1月23日(月)から25日(水)までの3日間、当協会3階において、建設業労働災害防止協会秋田県支部秋田分会主催の「職長・安全衛生責任者教育講習会(CPDS 18unit)」を開催しました。
この講習会は、労働安全衛生法第60条等に基づいて、新たに職務につくことになった職長その他の作業中の労働者を直接指導または監督する方を対象に、専門講師(RSTトレーナー、CFT講師)の協力と、厚生労働省秋田労働局の助成を得ながら毎年開催しており、今年度は24名が参加しました。
講習は、吉田忠雄氏、東海林宏氏、貝田勲氏の3名の専門講師により、「職長・安全衛生責任者の職務と役割」「作業員の指導及び教育」「リスクアセスメント」「安全施工サイクル」「ヒューマンエラー」「異常時、災害発生時における措置」などの科目を、座学・グループ討議・事例発表などの形式で行いました。
期間中あいにくの大雪に見舞われ、多数の欠席者が出てしまいましたが、悪天候にもかかわらず参加された受講生の皆さんは質疑応答も活発で、大変有意義な講習会だったようです。
今後さらに充実した講習会にしたいと思っておりますので、来年度のご来講をお待ちしております。【小野崎】

[平成29年1月18日]『安全祈願祭・新春講演会・新年会』を開催

1月18日(水)秋田キャッスルホテルにおいて、当協会の新春恒例行事「安全祈願祭・新春講演会・新年会」を開催しました。参加者は58名でした。
はじめに、午後3時30分から太平山三吉神社総本宮宮司による「安全祈願祭」が執り行われ、加藤憲成 当協会会長、秋田労働基準監督署 鈴木隆雄署長、秋田地域振興局 奈良博局長、(一社)秋田県建設業協会 荒川英俊専務理事がそれぞれ玉串を奉奠し、今年一年の無事故・無災害を祈願しました。
続いて4時から「新春講演会」を開催し、(一財)秋田県建設・工業技術センター 理事長の石黒亙氏から「公共事業とインフラ長寿命化について」というテーマで講演していただきました。建設業がこれから直面する課題とその対策について、前秋田県建設部長という経歴ならではの独自の視点から、うん蓄のあるお話をいただきました。
講演会終了後には「新年会」が行われ、加藤会長の新年挨拶の後、鈴木労働基準監督署長、奈良秋田地域振興局長からご挨拶をいただきました。ほかに来賓として山田宗弘 秋田地域振興局農林部長、田口郁夫 建設部長に出席していただき、お神酒で乾杯して新年を祝いました。【小野崎】

[平成28年11月15日]秋田中央地区建設技術推進協議会『技術研修会』

11月15日(火)13時から、秋田中央地区建設技術推進協議会(秋田地域振興局建設部・秋田大学工学資源学部・当協会)主催の『技術研修会』を開催しました。参加者は51名(当協会からは30名)でした。
はじめに当協会大会議室において、田口郁夫会長(秋田地域振興局建設部長)および加藤憲成副会長(当協会会長)から開会にあたっての挨拶があり、その後バス2台に分乗し現場に向かいました。
見学会の最初は秋田市手形の「都市計画道路事業千秋広面線(手形陸橋)街路事業」で、現場において秋田地域振興局建設部菊地主査から概要説明があり、補強桁をフランジの上側に継ぎ足していること。橋脚の耐震補強は炭素繊維巻き立て工法を採用していること。線路上の区間はJRへの委託で施工しており1日1時間のみの作業で進めていることなどの説明があり、その後の質疑応答では、参加者からジャッキアップの方法などの質問等に対して、的確な回答がありました。
そして再びバスで次の見学場所、能代市字大森山の「東北電力㈱能代火力発電所建設所、3号機建設現場」に移動しました。3号機建設現場では発電所屋上において東北電力㈱小野氏から3号機建設工事の内容について強風の中ハンドマイクにより、発電所全体と現在施工中の土木工事についての説明があり、発電により発生する石炭灰の有効利用としてセメント混和剤やグランド・道路等の再生骨材に使用を進めていること。また地震・津波対策にも充分配慮していること等の説明がありました。
最後に、火力発電所に隣接している「能代港第2灰捨場護岸建設工事」について、秋田県能代港湾事務所斉藤副主幹兼班長から現在工事中の護岸工事の説明がありました。屋上では強風の寒さの中40分間参加者の皆さんはとても興味深そうに見学しました。閉会挨拶は予定しておりました秋田大学名誉教授が急きょ欠席となったため、田口会長が行い、挨拶終了後、協会にバス移動し17時25分に到着し散会となりました。【 相澤 】

[平成28年10月26日]『合同安全パトロール』を実施

平成28年度建設労働災害防止のための合同安全パトロールが10月26日(水)、秋田労働基準監督署2名、県関係16名、当協会から会長始め20名、当日該当の各現場代理人2名合わせて40名が参加して実施されました。
パトロールに先立ち、当協会会議室において、秋田地域振興局建設部から日程及びパトロール現場の説明の後、午前9時に2台のバスに分乗して出発しました。
安全パトロールは、次の2工事について実施されました。
①広域河川改修工事(潟上市):㈱菅与組
②基幹農業水利施設ストックマネジメント(横断暗渠)工事(大潟村):㈱大雄建設
現場パトロール実施後、昼食を挟み午後1時30分から当協会会議室において、はじめに秋田地域振興局の遠藤成建設部次長並びに当協会加藤憲成会長の挨拶の後、4班に分かれて各工事について意見交換を行い、その後各班の代表が気付いた点や、良かった点などについて発表を行いました。
次いで、秋田労働基準監督署の金森健副署長から、各現場で配慮されている事項と今後改善必要な事項の講評がありました。主な内容は、
①河川改修工事で配慮されている点:転落防止対策用ロープによる表示、体感KYの表示。改善が必要な点:敷き鉄板の段差、隙間等によるつまづき転倒防止への配慮。
②横断暗渠工事で配慮されている点:土砂崩壊防止対策を行っている。(さらに点検記録を取ると良い)改善が必要な点:釜場ポンプ用の梯子は階段設置とする。墜落防止のために単管によるテスリが必要等細かく指導いただきました。
最後に佐々木貴規衛生専門官から最近の労働安全衛生規則の改正点等について、特に足場からの墜落防止のため、幅40cm以上の作業床と安全帯設備の設置や使用が必要となったこと。ロープ高所作業で高さ2m以上の場合、作業床・ライフライン設置、安全帯・保護帽の使用等が義務付けられたこと等を中心に説明があり、午後2時45分全日程を終了しました。【 相澤 】

[平成28年10月5日]『めざせクリーン秋田大作戦』

10月5日(水)男鹿市五里合周辺において、「めざせクリーン秋田大作戦」秋田地域協議会主催の不法投棄未然防止啓発事業が、当協会員24社からの28名をはじめ秋田県産業廃棄物協会中央支部、秋田地域振興局、住民ボランティアら125名が参加して行われました。五里合琴川地区の海岸一帯のテトラポット周辺には漂着物やゴミ等が散乱しており、参加者は懸命に作業に励んでいました。
参加者の皆様、ご協力ありがとうございました。

[平成28年10月3日]『水防講習会』を開催

10月3日(月)由利本荘市岩城内道川において、平成28年度水防講習会が行われました。
近年、全国的に豪雨災害が頻発しており、河川の堤防決壊や浸水被害など、多くの水災害が発生していることから、出水時における被害を最小限に抑えるための水防活動の重要性が高まってきています。こうした中、水防法の理解と水防技術の習得及び向上を図るため、消防学校専科教育警防科、秋田県各地域振興局建設部、当協会からあわせて52名が参加し、にかほ市消防団と秋田県河川砂防課職員を講師に迎え、縄結びや水防工法の実技を学びました。ほとんどの参加者が初めての体験で、縄結びでは、手こずる人も多く見受けられましたが、何度も繰り返して練習したり、土のうの作り方やさまざまな工法を学び、午前の講習会が終了しました。午後からは防災学習館を見学し、その後帰途に着きました。
当日は空模様を気にしながらの駆け足の講習会になりました。参加者の皆様、大変お疲れ様でした。今後も、河川流域の安全・安心に寄与していくために、定期的に水防講習会に参加していく予定です。

[平成28年9月29日・10月4日]秋田工業高校生『現場見学会』

9月29日(木)と10月4日(火)の両日、秋田工業高校生を対象とした現場見学会を開催しました。
9月29日は土木科の1年生35名と先生2名が参加し、地方街路交付金工事(手形陸橋)、秋田中央道路換気所、秋田港外港地区、国道7号下浜バイパス道路工事の4か所を見学しました。
手形陸橋では、秋田地域振興局建設部の安田技師・菊地主査から拡幅工事に伴う橋脚の補強工事や融雪設備についての説明がありました。
秋田中央道路換気所では、中央道路の工事開始から完成までのビデオを視聴した後、24時間監視できるモニターなどが設置されている監視室を見学し、危機管理体制について学びました。
秋田港国際コンテナターミナルでは、秋田港湾事務所の太田副主幹から秋田港の概略や貿易等について、菅原主査からは飯島地区の土地造成工事についての説明がありました。
国道7号下浜道路では、羽川こ線橋(仮称)を見学した後、道路施設の老朽化の現状と対応についての説明を受け、実際に腐食したコンクリートの打音体験をしました。
見学後、生徒さんからは「手形陸橋の落橋防止のしくみや安全対策について理解できた」「工業高校の先輩がいろいろな方面で活躍していていることがわかった」などの声が寄せられました。
10月4日は建築科の2年生34名と先生3名が参加し、秋田工業高等学校建築工事、秋田市新庁舎、千代田興業㈱鉄骨加工工場の3か所を見学しました。
秋田工業高校建築工事では実習棟を見学し、秋田地域振興局建設部の鈴木副主幹と㈱長谷駒組の門脇さんから教室やヒストリーホールなどの構造や内装の説明を受けました。
秋田市役所では、はじめに会議室で新庁舎の工事完成までのビデオを視聴した後、自然エネルギーを活用した庁舎内の議場や市民サービスセンター、地下の免震装置などを見学しました。その後、旧庁舎の解体工事の現場に移動し、解体についての説明を受けました。
午後からは千代田興業㈱を訪れ、3D-CADの作業の様子や鉄骨を溶接したり組み立てたりする工場内を見学しました。
参加された生徒さんからは、「3D-CADを操作できるようになりたいと思った」「市役所の免震構造や徹底した防災対策が印象的だった」などの感想が聞かれました。
生徒の皆さんには、この見学会で学んだこと、感じたことを今後の進路に生かしていただき、また、地元の建設企業に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
今回の現場見学ではたくさんの方々にお世話になりました。関係者の皆さま、ありがとうございました。

[平成28年9月6~8日]秋田工業高校生『インターンシップ』を実施

去る9月6日(火)~8日(木)の3日間にわたって秋田工業高校生によるインターンシップが実施されました。
インターンシップは、就業体験を通して知識や技術の向上と習得にあわせ、会員企業のPRと建設業のイメージアップを図り、地元建設企業への入職促進を図ることを目的としており、当協会からは、受け入れ事業所20社に対して秋田工業高校生55名が参加して行われました。
今回は、伊藤工業株式会社さんと株式会社岡精組さんで行われた実習の模様をご紹介します。
伊藤工業株式会社さんの実習では、秋田工業高校2年建築科の石川日帆莉さん、荻原宇宙君、佐藤秀磨君の3名が、秋田市の山王胃腸科増築工事の現場で実習を行いました。1日目は鉄筋工の手伝い、結束作業、2日目は型枠工の手伝い、セパレーターの組立、3日目は測量作業の実習を行いました。
株式会社岡精組さんの実習の参加者は三浦智子さん、山手翔平君の2名で、男鹿市船越地内で馬場目川(船越水道)の県単河川改良工事の現場で実習を行いました。1日目はバックホウの操作、2日目は測量、3日目は事務所内でCADの等の実習を行いました。
5人の生徒さんからは「学校の授業と実際の現場は全然違ってとても面白い。はじめはとても緊張したが、現場の方たちがみんな優しくわかりやすく教えてくれるのでとても理解しやすい。」などの感想が聞かれました。
ほとんどの生徒さんが、卒業後は建設業に進みたいと考えているそうで、中にはせっかく工業高校に入学したのだから、今勉強していることを将来に生かしたい、との力強いコメントもありました。今後、その若い力を是非とも地元の建設業界で発揮していただきたいものです。
伊藤工業株式会社の樋渡建築副部長さん、株式会社岡精組の大坂土木課長さん、小林土木主任さん、お忙しいなか取材にご協力いただきありがとうございました。

[平成28年8月31日]『秋田県優良工事表彰式』

第37回秋田県優良工事表彰式が、8月31日(水) 午後3時から秋田県庁正庁で行われました。
昭和55年から実施されているこの表彰は、県内建設企業の技術の向上を図ることを目的に、前年度に完成した県発注工事の中から、特に優秀な工事を選定して施工企業と監理技術者等を表彰するもので、今回は1,546の対象工事の中から31工事が優良工事に選定されました。当協会からは、7工事が優良工事として表彰されました。
また、今回優良工事表彰5回目となる秋田瀝青建設㈱、㈱加藤建設の2社が「特別表彰」を受賞しました。

[平成28年8月24日]『現場監督研修会』

平成28年8月24日午前10時から潟上市天王の秋田県自治研修所において秋田県建設部、秋田中央および由利建設業協会と秋田県土木施工管理技士会秋田支部・由利支部の共催で秋田・由利管内の県、市町村職員および各建設業協会会員企業から計77名の参加で開催されました。うち当協会からの参加者は37名でした。本研修会は従来、県、市町村職員のみの参集範囲で開催されていたものを今年度初めて建設業協会を含めての取組みとして計画されたものです。
研修会は建設部技術管理課、調整・マネジメント班虻川功副主幹の司会進行により午前に2講、昼食・休憩をはさんで午後2講と現場研修が行われました。内容は以下のとおりです。
講義1『工事現場における安全対策等について』
秋田労働局労働基準部 産業安全専門官 伊藤 秀一氏
まず、最近の県内の労働災害発生状況は全産業のうち建設業は平成21年度から第一位が続いている。三大災害として重機災害、土砂崩壊、および墜落・転落災害発生が顕著であることから、アウトリガーの完全張出し等転倒防止、掘削勾配の確保、作業床設置または安全帯使用等の対策を行うこと。次に労働安全衛生規則改正のポイントとして、枠組足場に交差筋交いと下さん設置等の説明がありました。またその他の災害として温泉供給設備での硫化水素中毒事故等の事例紹介と、職業性疾病対策として熱中症防止におけるWBGT値の活用、練炭使用の事故例と留意点の説明があり、最後にリスクマネジメントによるリスク低減優先度把握と措置の実施についての講義をいただきました。
講義2『工事検査について』
秋田県出納局検査課 課長 佐藤 秀雄氏
地方自治法における工事検査の意義は、債権者の行為として「給付の完了の確認」であること。検査の二面性として給付の検査と技術の検査があり給付の検査では工期を含む契約履行の確認により支払いに至り、技術の検査では精度・出来ばえの確認から成績評定や以降の入札に関係する評価につながることとなる等の説明があり、次に検査の種類として完成検査・中間検査等のほか国土交通省で実施している完成後技術検査について紹介がありました。検査の実施内容の説明のあと、公共工事の品質の確保に関する法律の改正により「適正な技術検査」が位置づけられたことに伴い、今年5月から検査時の黒板は不要としたこと。工事成績評定の見直しを検討していること等の説明がありました。最後に活発な質疑応答があり終了しました。
講義3『段階確認のポイントについて』
秋田地域振興局建設部企画調査課 課長 田村 清美氏
初めに、段階確認の位置づけとして、受注者は共通仕様書に規定される施工計画書の中で施工管理計画、段階確認項目を記載することとなっていることの説明があり、主要工種について、適切時期、必要頻度で臨場他で確認し、次段階への移行可否判断等の行為であり、完成時不可視になる施工箇所について十分な確認機会を提供することとされていること。実施例として場所打杭、鉄筋組立完了時と施工完了時の紹介がありました。いずれも最終的に受注者発注者ともに「良質な社会資本提供」の目的のため欠かせない業務であることとの説明でした。最後に意見交換を行い終了しました。
講義4『高い工事評定点を獲得するための工夫等について』
①矢島建設株式会社 工務部主任 佐藤 繁則氏
②長田建設株式会社 土木部課長 佐藤 栄氏
①の矢島建設、佐藤氏からは地方道路交付金工事において、斜風対応型防雪柵工基礎について試験杭が高止まりしたためさらに調査した結果、玉石を含む砂礫層が確認され当初のモンケン直接打設から杭芯のズレ等の施工精度確保のためダウンザホールハンマー工法の施工提案し承諾を得て採用し、10本/日の日進量から13本/日に改善し工程進捗可能となったこと。施工管理精度向上のためにCAD図面上で線形作成し支柱センターを設計杭芯座標として管理を行ったこと等の発表がありました。
②の長田建設、佐藤氏からは地方道路交付金工事において、カルバート工基礎について掘削後の地盤支持力について自主的に調査結果、設計荷重を下回っており地盤改良工マットレス工法を提案して施工したこと。工事区間内の営業店舗各店の看板と電工掲示板を設置し、工事による営業力低下を防止したこと等の発表がありました。
最後の現場講習は自治研修所からバス2台に分乗し秋田市下浜の国土交通省秋田河川国道事務所発注、国道7号下浜道路工事現場に向かいました。現地では秋田河川国道事務所工務第二課建設監督官長浜谷氏および高橋氏により①羽川②桂根こ線橋床版工工事の説明があり、詳細は①の請負者宮路エンジニアリング㈱②同㈱沢木組の担当者からそれぞれ説明がありました。床版架設用地の制約から現国道7号をS字カーブに付替えしていること。全て現地盤上からの大型クレーンによる作業となり墜落・落下災害防止に重点を置いている等の説明がありました。現地からはバスで協会に帰り、16時35分に解散となりました。
当日は室内講習、現場講習とも30℃を超える暑さの中、受講者は熱心に聴講し有意義な研修会となりました。

[平成28年8月9日]『秋田県優良工事地域振興局長表彰式』

第9回秋田県優良工事地域振興局長表彰式が、8月9日(火)午前10時から秋田地方総合庁舎で行われました。これは、小規模工事ながら地域の発展に寄与している企業に対して秋田地域振興局長が表彰するもので、今年度は5工事が選定され、このうち当協会関係として㈱伊藤組さんが受賞しました。

[平成28年7月27~29日]金足農業高校生『インターンシップ』を実施

去る7月27日(水)~29日(金)の3日間にわたって金足農業高校生によるインターンシップが(株)三勇建設さんにおいて実施されました。インターンシップは、就業体験を通して知識や技術の向上と習得にあわせ、会員企業のPRと建設業のイメージアップを図り、地元建設企業への入職促進を図ることを目的としており、当協会では、受け入れ事業所5社に対して金足農業高校の2年生11名が参加して行われます。
今回は、(株)三勇建設さんで行われた実習の模様をご紹介します。
参加者は、金足農業高校2年環境土木科の能登屋祐一君(写真中央)、森沢勇紀君(写真右)の2人で、厳しい暑さの中、3日間潟上市道八丁目古開線改良工事の補助作業に従事しました。
能登屋君からは「普段通学途中に見ている土木工事を今回間近に見ることができ、授業では学ぶことのできない測量実習のこつなどを教えてもらいよい経験になった」森沢君からは「中学生の頃の職場体験と違って、今回のインターンシップは本格的でとても勉強になる。三勇建設の社員の方みなさんに優しくわかりやすく指導していただき、機械の据え付けなどを学ぶことができた」との感想をいただきました。
現場担当の佐藤さんは、「二人とも素直で真面目な生徒さんたちで、実習では指示した作業に真剣に取り組んでくれています」と話されていました。
まだ2年生ということもあり、進路ははっきり決めていないということでしたが、将来はぜひ建設業の道に進んでいただき、秋田の建設業界を背負っていく存在になっていただきたいと思います。
㈱三勇建設の佐藤さん、お忙しいなか取材にご協力いただきありがとうございました。【小野崎】

[平成28年7月20日]平成28年度『講習会』を開催

平成26年度施行の、いわゆる改正担い手三法(「公共工事の品質確保法」・「建設業法」・「入札契約適正化法」)に基づき毎年度入札契約制度等が順次改正施行されております。これに伴い県工事においても国の品格法運用指針に沿った取り組みがなされ各種の見直しがされております。
このため、県における具体的取り組みや改正の内容を中心に、総合評価落札方式や最近話題になっている「i-Construction」についての講習会が平成28年7月20日午後1時30分から協会大会議室で当協会と秋田県土木施工管理技士会秋田支部の共催で会員企業から計54名の参加で開催されました。
当協会加藤憲成会長からの挨拶に続き休憩をはさみ以下の4項目について講義が行われました。
①『品確法に関する今後の取り組みについて』
秋田県建設部技術管理課調整・建設マネジマント班副主幹兼班長備前亨氏
②『I-Constructionへの取り組みについて』
秋田県建設部技術管理課積算管理班 副主幹 清水陽子氏
③『秋田県における総合評価落札方式について』
秋田県建設部技術管理課調整・建設マネジマント班 技師 加藤圭介氏
④『入契法・建設業法改正に伴う28年度の運用について』
秋田県建設部建設政策課建設業班 班副主幹兼班長 今田康和氏
講義の内容の要点は、
①品確法については、国による運用指針策定経緯と必ず実行するべき事項(予定価格の適正設定、歩切の根絶他)・実施に努める事項(発注、施工時期の平準化他)について。また取組事例として、補正・ゼロ国債・ゼロ県債予算活用での早期発注や2箇年国債の設定による平準化、歩切り根絶に向けた全自治体への啓発、最低制限価格算定式の見直しによるダンピング対策等の紹介があり、さらに秋田県の取組状況として予定価格の事後公表は国の機関では全て事後であるのに対し一部試行であること。受注者を含む三者会議と設計変更審査会両方の導入は県レベルでは秋田県のみであること。県内市町村での歩切の状況はH27/8月以降ゼロとなっているとの説明がありました。
②「I-Construction」については、背景としてバブル経済崩壊後の建設投資額の減少(42%↓)が建設就業者数減少(27%↓)を上回り労働生産性が低迷していること。今後10年間で32%の労働者が離職すると見込まれること。防災・減災対策と老朽化インフラの管理・更新等に投資が必要なことなどから、「現場の生産革命」と言える画期的な生産性向上が不可欠であり、その手段として「I-Construction」を活用する時代となってきた。 現在でも被災地での造成工事で情報化施工の実施例(トータルステーションによるブルドーザー等の自動制御での高精度施工)があり、今後の活用方向は調査・設計・施工から維持管理まで電子情報をフル活用し生産性向上、品質確保を目指すものとなること。さらに設計段階でのデータから材料メーカーでの製作、現場での待機なく即施工や材料のプレキャスト化の進化が見込まれること。また発注者側のメリットとして検査日数の大幅短縮、検査等書類の大幅削減、出来高確認作業の効率化が図られることが紹介されました。なお、現時点での国土交通省の基準では、全段階でICT施工技術を活用する「ICT活用工事」は予定価格3億円以上は発注者指定型、土工量1千~2万?以上で施工者が希望する場合となっているとのことでした。いずれ近い将来県においても対応必要なるものとのお話でした。
講義の途中で「閑話休題」として関連エピソード(IoT:物のインターネット、UAB:ドローン、GNSS:全世界衛星測位システム他の最新用語)の紹介があり受講者は興味深そうに聞いていました。 
③総合評価落札方式については、制度の取組の背景として、人口の減少と高齢化、建設産業の若年入職者の減少、橋梁・トンネルなどの老朽化等があり、過度な価格競争による品質の低下が懸念されたことから品確法の施行と相まって、価格と技術提案を総合的に評価するため導入され、各種の改訂を加え現在に至っている。現在の適用状況は技術評価点で落札した割合は年々増加し(H27:90%)、落札率と工事評定点も総合評価落札方式が高くなっている。また、H28.4.1から登録基幹技能者等の配置を評価項目に加えていること。若手技術者育成を図るため専任補助者の配置を評価項目に加えた(H26.4.1)結果、専任補助者を選択して落札した工事は約10%であったことなどが説明されました。
④入契法・建設業法改正については、28年度の運用で主任技術者の専任配置基準を予定価格3,500万円(建築:7,000万円)以上に引き上げたこと(H28.6.1以降)、入札時の見積内訳明細書に不備がある場合:称号等記載に誤りがあるもの、工事価格と入札金額が異なるものは入札が無効になること(H28.4.1以降)、下請届の見直しについての説明がありました。
他に質疑応答では参加者から多くの質問があり有意義な講習会となり、16時25分に閉会となりました。

[平成28年6月22日]『安全管理講習会』を開催

平成28年度安全管理講習会が、6月22日(水)午後1時半から当協会3階大会議室において、59名の受講者を集めて開催されました。
はじめに当協会菅原事務局長による開会の挨拶があり、その後次のとおり各講師による講習が行われました。
◇労働災害防止対策(改正安衛法含む)について 秋田労働基準監督署 産業安全専門官 千葉 知幸 氏
千葉専門官からは、昨年7月改正の労働安全衛生規則に沿って足場や高所作業等の災害防止について説明と解説がありました。
◇一般労働条件確保・改善対策について 秋田労働基準監督署 労働基準監督官 谷本 真諄 氏
谷本監督官からは、「職場の労務管理状況の確認」のチェックシートに基づき、さまざまな労働条件について説明がありました。
◇元方事業者による建設現場の安全管理について 建災防秋田県支部安全指導員 東海林 宏 氏
東海林安全指導員からは、元方事業者による管理指導や責任のあり方について、説明がありました。
◇交通安全について 秋田中央警察署交通課 交通企画係長 佐々木 早苗 氏
佐々木係長からは、日常生活の中で身につけられる交通事故防止のテクニックなどゲーム形式での講話があり、交通事故の実態についての説明を通して交通安全への注意喚起を促しました。
講習終了後活発な質疑応答があり、大変有意義な講習会となりました。会員の皆さんには今回の講習会で得た成果を自社の安全衛生管理や交通災害防止に役立てていただきたいと思います。 【小野崎】

[平成28年5月17日]平成28年度(第69回)通常総会を開催

一般社団法人秋田中央建設業協会の平成28年度(第69回)通常総会は、5月17日(火)午後4時30分から秋田キャッスルホテル「放光の間」において、50名(うち委任出席7名)が出席して行われました。
最初に、物故者に対する黙祷を捧げた後、加藤憲成会長が挨拶に立ち、「建設業界は長年にわたる建設投資の減少や競争の激化等により、環境経営の悪化、若手技術者・技能者の入職者の減少といった多くの課題を抱えているが、一昨年新たに制定された「担い手3法」の本格運用によって、建設業の新たな担い手確保等の推進に大きな期待が寄せられている。本年度も昨年度に引き続き、新たな若手担い手の育成につなげるための活動として、高校生を対象とした「現場見学会」や「インターンシップ」の実施、さらには災害時での緊急活動を行う際に利用する「ステッカーの製作」と、若手技能・技術者向けに秋田地域振興局と共同で「パフレットを作成、配布する事業」を行うなど、建設産業の重要性をPRしてまいりたい。この後、総会の審議に入るが、皆さんのご協力をお願いしたい。」と述べました。その後、議事に入り、
報告事項1 平成27年度事業報告について
報告事項2 平成27年度公益目的支出計画実施報告書について
報告事項3 平成28年度事業計画及び収支予算について
議案第1号 平成27年度収支決算について
について審議した結果、全ての提出議案が満場一致で可決承認されました。
続いて交流会に移り、来賓として、県議会議員、秋田労働基準監督署長、秋田県建設部次長他多数の皆様に出席していただき、盛会裡に終了することができました。